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アサヒアルミナセメントは、日本で最初に商品化に成功し、耐火物、土木、建材をはじめ様々な用途の製品に、原料(添加剤)としてご使用いただいております。
AC-1
アサヒフォンジュ
アサヒアルミナセメント1号(AC-1)の
材齢と圧縮強度
5%硫酸ナトリウム溶液に
2年間浸漬した供試体
アサヒアルミナセメントとは
アサヒアルミナセメントは高温溶融製法により製造された、品質安定を実現したアルミナセメント製品です。
アルミナセメントは水との反応により緻密な組織を形成する無機材料で、その耐火性、早強性、耐食性がよく知られていますが、アルミナセメントの持つ
さまざまな性質
を生かし、他の無機材料や有機材料との組み合わせることにより新しい複合材料の開発が可能となります。
このためアサヒアルミナセメントは不定形耐火物の原料としてだけではなく、様々な用途の製品に、原料(添加材)としてご使用頂いています。アサヒアルミナセメントは既存材料の品質向上や新規材料の開発にお役立ていただけます。
アサヒアルミナセメントの種類
アサヒアルミナセメントはボーキサイトと石灰石を主原料とし、高温で溶融して製造されます。アサヒアルミナセメントには「アサヒアルミナセメント1号(AC-1)」と「アサヒフォンジュ(AF)」があります。いずれもカルシウムアルミネートを主成分としています。
製品名
品質例
アサヒアルミナセメント1号
(AC-1)
Al
2
O
3
:55 %
ブレーン値:4600cm
2
/g
構成鉱物:CA、C2AS、CT
アサヒフォンジュ
(AF)
Al
2
O
3
:41 %
ブレーン値:3800cm
2
/g
構成鉱物:CA、C4AF、C2AS、CT
アサヒアルミナセメントの特長
■超早強性
早強セメント、普通ポルトランドセメントに比べて、超早強性を示します。低温時でも充分な強度がでるので、寒冷時の工事に最適です。ポルトランドセメントと混ぜると凝結が早くなり、配合割合によって急結あるいは瞬結を起こします。また更に他の添加材を加えた材料が、その早く固まる性質を利用して、交通のはげしい道路、鉄道、橋梁などの緊急を要する工事に使用されます。
■耐火性
高温で骨材と結合して高耐火度の化合物をつくるとともに、冷却後も強度が維持されるため、不定形耐火材料の結合材として使用されます。適当な骨材の選択によって最高1600℃まで使用できる不定形耐火材料を製造することができます。
■耐食性
アルミナセメントは、100年以上前にフランスで硫酸塩抵抗性に強い「セメント」として開発された無機材料で、ポルトランドセメントより硫酸に浸食されにくいなど、化学的侵食に対して高抵抗性を示します。そのため地下水道、配水管、工場排水溝、海岸施設、工場煙突等に適しています。
アルミナセメントの性質
■水との反応性
・
水との反応で緻密な組織を形成する。
・
水と混ぜると数時間で固まり始める。
・
固まる時に短時間に大量の熱を発生する。
・
水に接触すると水中にカルシウムイオンやアルミニウムイオンを溶出する。
■ポルトランドセメントより優れた性質
・
pHが低い。
・
短時間で強度が出現する。
・
流動性に優れる。
・
多くの水と結合する。
・
耐火性に優れる。
・
耐硫酸性に優れる。
・
白華しにくい。
■その他
・
寒冷地でも充分に早く強くなる。
・
ポルトランドセメントに混ぜると急速に固まる。
・
水硬性の石灰やアルミナよりも反応性がマイルド。
・
気温により固まる時間が変化する。
・
他の材料との組み合わせにより既存製品の品質向上や新規材料の開発が可能となる。
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